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6月23日、子供たちは揃って元気いっぱい三歳の誕生日を迎えました
不安定なお天気のため、家の中で窓を開け放ち焼肉パーティーをしたのですが、予想通り煙蔓延で写真は無し

今朝、「三歳の顔」をパチリ

安寿 ふうとテンより一回り小さな体ですが、活発さは一番!
   三歳と言えばもちろんもう大人ですが、全身に仔犬の雰囲気有り

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風花 ホヒト発症から9か月経った今、もう投薬は必要ないかも?と思うほど元気です
   この病気のピークと言われる二歳時を過ぎ、ひょっとしたら克服出来たのかもしれません
   大柄で物静かな「くまこ」。このまま何事もなく過ごせますように

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天星丸 いかにも末っ子という憎めないキャラの天君
    何かを訴えたい時は幼児期の時のまま「ピーピー」言ってる甘えっ子です

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高知のmonakaさん家の「ぼたん」も家族の皆様に愛されすくすく成長して、共にお誕生日が迎えられ嬉しいかぎりです
これからも健康で元気で、みんな仲良く過ごしていってほしいです

               2012年7月8日。こんなに小さかったんですね
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               左から、ぼたん、安寿、天星丸、風花

こちらは相変わらずマイペースを貫いているりきパパ
体は断トツに大きいのですが、実はシッポが一番短いぼくちん
他の子は全員二重巻きなのにぼくちんは一重巻きしか出来ません(笑)
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珍しくおハゲが出来たりんママ
この時期のムレムレから出来るおハゲの対処にはもうすっかり慣れました
患部よりひと回り大きくバリカンで毛を刈り、殺菌作用のあるシャンプーで患部をそっと洗って十分に乾かす手当てを三日ほど続けたら、赤味がすっかり引いて産毛が生えてきました
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そしてご心配をおかけした父のその後をご報告したいと思います

緩和ケア病院を三軒見学なり面談なりした結果、一番こじんまりした病院に決めました
両親も私も長く住んだ懐かしい伏見稲荷
稲荷山の山裾にある病院へ、今月8日に父は転院しました
緑に囲まれ窓からは東福寺の屋根や京都タワーも見える静かな環境と、先生方、看護師さん達の暖かな雰囲気に、私も妹も「ここだ!」と即決しました
父もとても居心地がいいそうで、外泊は自由に出来るのですが、自宅に帰りたいと言いません
母の負担などを考えて言い出せないのかと思いましたが、先日自宅に帰った時にとても不安な思いをしたとの事でした
ゆったりした個室で心身ともに寛げるし、気分が悪くなればすぐに先生と看護師さんが来てくれると思うと、安心して夜もよく眠れるのだとか

父が着替えたものを病院のコインランドリーで洗濯、乾燥している間に、周囲を散策したりラウンジのソファーでうとうと眠ったり、家族も居心地の良さについつい長居しています
このまま穏やかな時間がずっと続いていってくれたならと願いつつ、仕事の行き帰りや合間にせっせと病院通いをしている毎日です

先日病院の裏手を散策した時に撮りました
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父を誤嚥性肺炎で救急搬送した日は、ちょうどチャチャの四十九日でした
チャーちゃんは、もうすぐおじいちゃんが具合悪くなって、お母さんがバタバタする日が来るって解かっていたのかな?
だからあんなに慌ててお空へ行ってしまったのかな?
そんな事を考えたりしながら、稲荷山の山裾を散策しています




   
# by charinmaru | 2015-06-24 18:34

父への告知とその後

5月31日、日曜日。父が外泊で束の間の帰宅をしました
車椅子で介護タクシーに乗って、という久しぶりの座位だったため、帰宅直後は貧血状態になってしまい、ベッドで静かに休ませてあげたかったので今後の事について話したのは夜も更けてからでした

「肺炎もすっかり良くなったし、これからの事なんやけど・・」と切り出しました
父が疑問を持っていた,胃婁からの流動食注入がどうして出来ないのか
なぜ胃が機能を弱らせたのか
それは胃に腫瘍が出来ているためなのだと打ち明けました

「ガンなんやな」と父

高齢のため胃の切除はかえって寿命を短くする恐れがあり、抗がん剤も体力的に無理だと思われたこと、判明したのが一年ほど前だったこと、高齢なため進行もゆるやかでこれと言った症状も出ていなかったから、生存期間が延びることを期待して今まで隠していたこと、すべて話しました

父は「これも運命なんやからしかたがないこと」と。
人間はいつかは必ず死ぬのだから、いつ、どういう理由で死ぬのかは天が決めることと言いました
そして、悩み迷い父のことで話し合いを重ねてきた私たちに「ありがとう」と、微笑んでくれました

私はこの時ほど父を誇りに思ったことはありません

在宅治療の難しさを理解し、今までの療養生活以上に母が大変な思いをしなければならない事を理解した父は、病院での療養を選びました
本当は自宅で過ごしたいのが痛いほど解かるので、緩和病院と家と交互に過ごせるように私たち頑張るからね!と言った言葉に、にっこり笑ってくれた父

何が何でも父の望みを叶えるんだ!と強く心に誓いました

月曜日も火曜日も、病室でとても穏やかな表情で迎えてくれる父に安堵しつつ、今日は1件目の緩和ケア病院の面談に行ってきました

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6月1日に移転オープンしたばかりの宇治市にある総合病院
ロビーはまるでホテルのようで、整然とした診察室と綺麗なトイレにもびっくり

そして最上階の緩和ケア病棟
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この部屋は相部屋なのですが、と言っても広々とした部屋にベッドはふたつだけ
静かで、大きな窓から遠くまで景色が見渡せて、私なら半日ぼ~っと眺めていられそうと思いました
寝た状態で入浴できるお風呂やシャンプー台、家族のためのお風呂、ダイニングルーム
和室が好きな人のために畳敷きの病室もありました

ここ数年で京都にも緩和ケア病院、病棟が次々と造られています
どの施設も家族が24時間面会出来て宿泊も自由だし、施設によっては飲酒、喫煙も体調を見ながらですが許されていたり、ペットとの面会も可能です
いずれも人生の終末の時間を、その人らしく穏やかに過ごせるような配慮がなされていて、祖母が亡くなった20年前にもこういう病院があったならとつくづく思いました

病院ですから滞在にも日々のケアにも保険適用がなされますし、特別室、有料室が半数で、それ以外のあと半数は室料も無料でした

今日訪れた一件目の病院では、月のうちの一週間から10日ほどを病院で過ごし、残りの日々を自宅で過ごすという療養の仕方を提案されました
自宅での医療サポートも24時間体制で病院からのフォローがあるというもの
現在痛みがあったり衰弱が激しい患者さんが優先になってしまうため、完全な入院だとまだ父のように切羽詰った状態でない患者は後回しにされてしまいます
でも提案の方法だと二週間ほど準備期間を待つと対応可能になるとの事でした

自宅で過ごしたいという父の願いも叶えられるし、病院に滞在する期間は母も休息が取れます
欲を言えば半々くらいの日数が理想なのですが・・・
まずは受け入れ受諾を得てから交渉していこうと思い、申し込みをしてきました

明後日、二件目の病院の面談日です

父が早く穏やかな療養生活が送れるよう、しっかりお話しをしてきたいと思います


帰宅して、その姿を見るだけで疲れが吹っ飛ぶ秋田チーム

さっそく門番に付く天君です
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とりあえず最初は天君にお付き合いする面々
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しばらくすると門番は天君に任せて、続々と引き上げてきます
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いち早く引き上げてくるのがこのお方です
               「家の中で寝てるのがいちばんやな ♪ 天!励めよ~!」
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               「安寿もパパと一緒におうちでねんねする~」
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結局最後は天君がひとりで暗くなるまで門番をしていたのでした

天君いつもご苦労さま!
# by charinmaru | 2015-06-03 19:50

日々のあれこれ

秋田チーム、当初予定だったGWから三週間近く経った24日の日曜日に、ようやくシャンプーすることが出来ました
白毛のりきなどは薄茶色の毛色?と思うほどでしたが、本来の純白が復活
ごめんよ~~!

             「あ~さっぱりしたあ~♪」
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ドキドキ、ワクワク(は、ないか?)しながら順番待ちする、りん、安寿、風花
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湯船の中の天君
今回はソープを溶かし込んだぬるま湯に浸りました(ダニーが浮いてくるかと思ったけど、どうやらくっついてなかったよう)
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日曜日以来ずっと良いお天気が続いている京都ですが、昨日は34度という真夏並みの暑さでした
今日もそれくらいになってるんじゃないかと思います
まだ5月だというのに、仕事に出かける時にはクーラーのスイッチONしています
ふたつ設置してある水飲み場のお水には、夕方帰宅するまで取り換えられないので氷を放り込み、今日などは全員の首に保冷剤を包んだバンダナを巻いてきました
まさかとは思いますが、停電とかでクーラーが停止しないとはかぎりません
最近帰宅が遅い日が続いているので、念には念を入れて(笑)

帰宅が遅い理由は現在父が入院中という事もひとつ

先月15日にショートステイ先の介護センターから連絡が入り、微熱と咳があり誤嚥性肺炎の疑いがあるので救急搬送しようと思っています、との事
急いでセンターに駆けつけ、父とともに病院へ向かいました
やはり誤嚥性肺炎を起こしていてそのまま入院、現在に至っています

父はギランバレー症候群のため身体にマヒがあり、食べ物の咀嚼もむずかしいので胃婁による流動食注入を行い、三年間自宅で寝たきりの療養生活を送ってきました
その父に胃がんが見つかったのが去年の夏でした
80半ばを越えた父には手術はむずかしく、抗がん剤治療にも今の体力ではとても耐えられません
高齢ゆえ進行も遅くこれといった辛い症状もないので、このまま天寿を全うできるかもしれないという事で日々見守っていくことにしたのでした

今回の誤嚥性肺炎は、胃がとうとう消化機能を弱らせ、嘔吐した流動食を誤嚥したのが原因でした
こうなるともう胃婁を使用することは不可能になります
現在は上腕の留置カテーテルから高栄養点滴を24時間行って生命を繋いでいます

救急指定病院では肺炎が治ったら退院しなければなりません
さりとて自宅で点滴を24時間行う事は医療関係者にしか出来ません
今までお世話になっていた在宅医さんでも、毎日、そして緊急の時も時間を問わず駆けつけるというのは無理だと判りました
残された道は、在宅医療を専門に行っておられる医院を探すか緩和ケア病棟保有の病院、もしくは療養型の病院への転院になってきます

病院通いに加えてこの三つの医療機関への打診や見学、説明を聞いたり必要書類を集めたり、などなど妹と手分けしていても、する事が山積みの状態です

最大の悩みごとが告知の問題です

まだ父が歩けたり食べられたり、日常の生活が送れているのならば、私は迷いなく告知をします
行きたい場所、会いたい人、食べたいもの、一緒にすべて叶えてあげたいです
でも、父は寝たきりの上、もう三年あまり何も食べることが出来ない状態です
そして認知症状は全く無くクリアな意識状態

そんな今の父にとって、告知とは単に死を宣告するだけに過ぎないんじゃないだろうか・・・?

去年がんが見つかった時、母と妹と一緒に出した結論が「告知しない」でした

けれど、胃婁がもう使えないこと、その理由、肺炎が治ったのに点滴がはずせない今、その訳を告げなくてはなりません
父もどうして胃婁から流動食注入をしてくれないのか不思議に思いはじめています

新しい在宅医にお世話になるにせよ、緩和病院、療養型病院へ転院するにせよ、本人の意思確認が必要不可欠なので、告知がなされていないとなると全て利用できません
そうなると父の行き場が無くなってしまうのです

今週日曜日に父が一泊だけの外泊を許可されて家に帰ってきます
点滴を外しての帰宅になるので、夕方から翌朝までの短い帰宅なのですが、その時に現在の身体の状態を父に告げることになります

どんな風に話せばいいだろうか
暗い表情をせずに、これからも一緒に頑張っていこうという気持ちがちゃんと伝えられるだろうか

思い悩みながら、日曜日が近づいてくるのを怖いような気持ちで待っている毎日です
# by charinmaru | 2015-05-27 14:38

2015、GWのお散歩風景

今年は例年より少し短かかった連休でしたが、にも関わらず休み明けはやはりすぐには体が慣れず、軽い時差ボケのような状態になっています
素早く平常モードに戻れないところに歳を感じるなあ・・・

GW中に撮った写真をアップしたいと思います

いざ、お散歩へ
歩き始めて数十メートルでもう倦怠感が漂っています
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5分ほど歩けばここからは京都市(我が家は京都市と宇治市の境目にあります)
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いつもの遊歩道も色とりどりの草花で目を楽しませてくれます
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熱心に匂いを嗅ぐりき
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黒い被毛のせいか体がすぐ熱くなるりんと子供たちですが、それでもりきよりはるかに元気なのは何故?
          「僕の頭で目玉焼きが作れるとアホな母は申しております」
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          「パパはまた遅れてるよ~」
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          「みんなぁ~!待って~!」
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          「ファイト!ファイト!りき君」
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          「やっと追いついたね!」「ぼくもう帰りたい」
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          「いやだぁ!もっと歩きたい~!」
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余談ですが、最近天君は先代リキに似てきたなあと思うことがあります
たまにキリリとした表情をした時なんか・・・
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結局りきの強烈な座り込みのため、ここからUターンすることになったのでした
帰るとなると俄然素早く歩きだすりき
ちゃんとキビキビ歩けるんやん・・・
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          「はぁ~仕方ないわね~。帰りましょうか?」
          「はぁい、ママ・・・・」

これから暑くなるにつれて、どんどん散歩距離は短縮されていくものと思われます(苦笑)
# by charinmaru | 2015-05-08 12:39

地元でまったりGW

今年のGW,我が家は暦通りの3,4,5,6日の連休となりました
3日は、年末以来伸び放題だった髪を切りに美容院へ
そのあとH父と漫画喫茶で漫画をまとめ読み
4日は雨だったのでDVD鑑賞と昼寝三昧し、今日は午後からH父が大阪へボクシング観戦に出かけています
連休はわんこシャンプーの予定だったのに、もう明日しか日にちが残っていない!
果たして目標達成できるのでしょうか(自信ないなあ)

去年の連休は四国旅行でした
monakaさん家を訪ね、念願だったぼたんとの再会を果たし、とても楽しいGWでした
チャチャも一緒で、その頃は元気いっぱいで、写真を見ているとまた涙が出てきます
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もう抗がん剤治療に入っていましたが体調も安定していたので、先生に相談したらGoサインが出たのでした
思い切って行って良かったなあと思います
かけがえのない思い出を作ることができました

ここでリンパ腫のこと、ちょっと書いてみたいと思います

リンパ腫は名前のとおりリンパ腺のガンです
首の付け根あたりにグリグリが現れて気づくことがほとんどです
このガンは抗がん剤の効果が現れやすいので、早期発見と的確な治療とで余命はけっこう延びるかもしれません
人間であれば骨髄移植という治療法もありますが、まだ動物医療では一般的ではありません
いずれ動物の骨髄移植も出来るようになり、たくさんの命が救われるようになってほしいものです
チャチャの場合はリンパ腫の中でも悪性度は低く、進行もゆっくりという型のものでした
ガンは正常な細胞の中に異形の細胞が生まれて、自身が持つナチュラルキラー細胞で駆逐できず増殖してしまうものです
抗がん剤は細胞を破壊する薬なので、ガン細胞だけではなく正常な細胞にも影響します
チャチャのように悪性度の低いガンには強力な抗がん剤はあまり効き目が無く、正常な細胞まで影響を受けたのでは体のダメージが大きいので、約一年緩めの抗がん剤を投与しました
併せて免疫力がアップするようにと数種類のサプリやR1ヨーグルトを毎日食べさせたりもしていましたが、ちょうど一年経った頃悪性度の低かったガンが突然変異しました
とても強いものに変異し、そのスピードは恐ろしく早く、瞬く間に骨髄を侵し始めました
強い抗がん剤と、骨髄の破壊を食い止めるための出来うる限りの治療をしてもらいましたが、二か月間の壮絶な戦いの末チャチャは旅立ってしまいました
チャチャは本当によく頑張りましたし、現時点での可能な限りの治療もしていただいたと思っているので、ケアについての悔いはありません
ただ、ガンのステージを見誤ったことには大きな悔いが残りました

チャチャのリンパ腫は発症から余命約三年という型のものでした
私は去年の一月頃がその発症だと思っていたので、そこから三年は一緒に暮らしていけるものだと思っていたのです
でも治療を始めて半年ほど経った頃、先生からショックな話を聞かされました
先生はガンについて懸命に勉強されてガン治療医の認定を受けられ、いろんな勉強会や学会に出席されていたのですが、その席で学んだ事を教えてもらいました
それは「アカラス治療で来院した子にはリンパ腫の検査を行った方が良い」と言われ始めているという事です
まだはっきりとした因果関係は判明していないようですが、アカラス皮膚炎は自己免疫力が落ちた時に発症する皮膚トラブルです
その免疫力が落ちる原因の一つとして、リンパ腫が潜んでいる確率が高いという事だそうです

これまでのチャチャの病歴を思い返してみたところ、初めてアカラスを発症したのは2012年の初夏でした
その原因となるものがリンパ腫だったとしたら、アカラス発症の前、2012年の始め頃にはリンパ腫がチャチャの体に忍び寄っていた事になります

あと二年余りは元気でいられると思っていたのに、もうチャチャのガンは末期に来ていると解かって、私はすごいショックを受けました
初めてアカラスを発症した頃には、まだリンパ腫との関連など全く疑われていなかったわけですから仕方ないとはいえ、この事がもう少し早く解かっていれば食事療法などでもっと長く生きられたのではないかと思ってしまうのです

ゴールデンはリンパ腫の発症率が高い犬種です
もしゴルがいて(ゴルだけに限りませんが)その子がアカラスに罹っていたなら、どうかリンパ腫の検査を受けてみて下さい
潜んでいなかったなら万々歳だし、もしリンパ腫が見つかったとしても早期発見、早期治療で長く一緒に暮らす事ができるかもしれません

長々と書いてしまいましたが、動物医療は今や日進月歩です
ガンが不治の病では無くなる日がくる事を願ってやみません

今日はこどもの日
朝のお散歩のときにこんなものを発見
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               「おさかな?」
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ちょっと河原に降りてみることにしました
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          「足が冷たくて気持ちいいよ~♪ みんなも来れば~?」
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               「・・・やめとく」
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          「こんなんしたら、もっと気持ちいいのにぃ~」
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散歩道といわず川の中といわず、どこでも座り込みするぼくちんでした
# by charinmaru | 2015-05-05 20:34

秋田犬&ゴールデンレトリバーと暮らす四季折々


by charinmaru