迎え火、送り火
2011年 08月 10日
リンの初盆、リキの二度目の盆がやってくる
8月は今は亡き者たちを偲び、心で語り合う月
ささやかな盆菓子と花を供え、迎え火を焚くための麻がらを用意した
帰っておいで
炎をたよりにまっしぐらに駆けて・・・
犬は人間よりも不思議な力を備えていると信じている
リキ亡きあと、こりきを授かるまでに感じた様々なメッセージ
「カタチは無くなってもいつもそばにいるよ」
去年リキの初盆の時に日没と同時に迎え火を炊いた
玄関を開け放し、ビールやおつまみを持ちだしてガーデンチェアに腰掛け、陽がとっぷりと暮れるまでリキが迷わないよう炎を絶やさずにいた
TVを付けて画面を外に向けガラス戸ごしにドラマかなにかを見ていた
麻がらが残り少なくなり 「もう帰ってきたかなあ、火が消えてしまうね」 と心配になった9時前
突然TVがぷつりと消えた
「帰ってきた!!」
それから数日間の幸せだったこと・・・
16日、大文字に点火される8時に今度は送り火を炊く
大文字は彼岸へ帰って行く者たちの足元を照らす明かりなのだと聞いた
送り火を炊くのはとてもせつない
炎が燃え尽きたあとまるで名残を惜しむように上空で煙がよどみ、風にさらわれるようにサーっと一瞬で空へ舞い上がってゆく
煙を追うみたいにチャチャがフェンスまで駆けて行き、大きくしっぽを振っていた
大震災のあとの初盆
今年はこんなせつない想いで送り火を炊く人がきっとたくさんおられるだろう
心静かにお盆を迎え、尽きる事のない想いを伝えたいと思う
追伸
今日8月10日は宇治川花火大会
近くの公園から良く見えるので、お散歩の途中でリキと一緒に眺めたものだった
豪勢な迎え火だね
8月は今は亡き者たちを偲び、心で語り合う月
ささやかな盆菓子と花を供え、迎え火を焚くための麻がらを用意した
帰っておいで
炎をたよりにまっしぐらに駆けて・・・
犬は人間よりも不思議な力を備えていると信じている
リキ亡きあと、こりきを授かるまでに感じた様々なメッセージ
「カタチは無くなってもいつもそばにいるよ」
去年リキの初盆の時に日没と同時に迎え火を炊いた
玄関を開け放し、ビールやおつまみを持ちだしてガーデンチェアに腰掛け、陽がとっぷりと暮れるまでリキが迷わないよう炎を絶やさずにいた
TVを付けて画面を外に向けガラス戸ごしにドラマかなにかを見ていた
麻がらが残り少なくなり 「もう帰ってきたかなあ、火が消えてしまうね」 と心配になった9時前
突然TVがぷつりと消えた
「帰ってきた!!」
それから数日間の幸せだったこと・・・
16日、大文字に点火される8時に今度は送り火を炊く
大文字は彼岸へ帰って行く者たちの足元を照らす明かりなのだと聞いた
送り火を炊くのはとてもせつない
炎が燃え尽きたあとまるで名残を惜しむように上空で煙がよどみ、風にさらわれるようにサーっと一瞬で空へ舞い上がってゆく
煙を追うみたいにチャチャがフェンスまで駆けて行き、大きくしっぽを振っていた
大震災のあとの初盆
今年はこんなせつない想いで送り火を炊く人がきっとたくさんおられるだろう
心静かにお盆を迎え、尽きる事のない想いを伝えたいと思う
追伸
今日8月10日は宇治川花火大会
近くの公園から良く見えるので、お散歩の途中でリキと一緒に眺めたものだった
豪勢な迎え火だね
by charinmaru
| 2011-08-10 16:15