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土用の丑

暑中お見舞い申し上げます

連日体がとろけそうな暑さですね~!
昨日冷たい飲み物ばかりをガブ飲みして、胃が痛くなってしまいました
以前薬局で薬剤師さんに聞いた事を思い出し、熱いお茶を飲んだあとで胃薬を・・・
こうすると冷たい飲み物で縮こまった胃の壁が伸びて、胃薬が良く効くそうですよ(他の薬でも)
ほんとに早く痛みが無くなりました

今日は土用の丑の日
ふんぱつして近所の川魚屋さんで国産うなぎを買いました
かば焼きと白焼き
週末はチープメニューで過ごします(笑)

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昨年の土用の丑の日に産まれて初めてうなぎを食べたりき
H父に一口食べさせてもらった時、いつもの眠そうな目を思い切り見開き身震いしました
「なんじゃ、こりゃぁあ~!?」
と、あまりの美味しさにびっくりして、父のひざに飛び乗って胸を這いあがり、うなぎを食べている父の口にかぶりついたぼくちん
今夜はきっとよだれの池が三つ出来る事でしょう

母の指をはむはむして甘えるぼくちん
baby,sと一緒やね
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父さんトリマーにサマーカットをしてもらうチャチャ
バリカンの音にビビっています
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私の大好きなドラえもんのようなお手々が完成
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こちらは子供達と根気よく遊んであげるりんママ
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          「あたち達もおとと食べられる?」
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          こずえ&逗子王
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          みどり&安寿

すりつぶしてちょっとだけ食べてみる?

猛暑続きの毎日です
皆様、お身体ご自愛くださいね!
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by charinmaru | 2012-07-27 17:01

親離れ 子離れ

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          左から こずえ、逗子王、みどり、安寿

歩行が達者になってきたbaby,s
こうなるともう広いところを自由に歩き回りたくてしかたがない
ダンボールハウスの入り口に手をかけて立ち上がり、いっせいに「出して」コール

実はこの入り口、最初に作った時よりも高く作り直してある
一週間ほど前仕事から帰って来て部屋をのぞいたら、安寿が部屋の中を徘徊していた
身体能力が一番高い安寿
歩き出したのも(最近は走りだした)一番だったし、なにより怖いもの知らずといった性格のよう
よじ登って脱出したらしい
他の子もおっつけ同じ事をするだろうから、H父がダンボールを継ぎ足して補強した

離乳食を今、朝夕と就寝前の三回にして、合間に母乳を飲み、体重は一番大きなこずえがもう3キロに達しようとしている
二番手がみどり、三番手が安寿、それぞれ数十グラムの差
黒一点の逗子王が体重は一番少ないながら(2600グラムほど)食べる量は一番というのが笑える
男の子はやはり多めにあげた方がいいのだろうか?

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      左のふすまのエグい破れはスルーしていただきますよう・・(笑)

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          こずえ
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          逗子王
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          安寿
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          みどり

それぞれの性格もかなり明確になってきた
あまりガチャガチャせず落ち着いているのが、こずえとみどり
みどりは親ばかながらかなりの美形なのではと思う
こずえは顔も雰囲気もぼくちんによく似ている
顔に白い部分が少ないので、テディベアのぬいぐるみのようで愛らしい
しかしこのふたり、かなり胆がすわっている
安寿はとにかくじっとしていないお転婆さん
きりりとした目元は男の子っぽい
逗子王は完全なマイペースで独立心が強そう

子供同士で上に乗ったり乗られたり、しっぽや耳を噛んでひっぱったり、遊びの中で力加減を学んでいる
横綱はみどり、大関がこずえ、関脇は安寿、逗子王は前頭ってところだろうか
たまに二人がかりでやられている逗子王だが、この子は「きゃん」という悲鳴を上げない
案外やられてあげているのかも?

最近りんはゆっくり母乳をあげる時間を決めている節があって、それ以外の時に子供がお腹の下にもぐっても横になろうとしない
首筋を噛んで遠ざけるしぐさを見せるようになってきた
排泄の世話はきちんとしてあげているし、子供同士のバトルでは仲裁もする
これはちょっとやり過ぎ、という時はすかさず叱っている
こうして少しづつ母乳の割合を減らし、自分で食事が採れるように仕向けていくのだろう
犬の子育ては本当に見事だ
親離れ、子離れがヘタな昨今の人間の親子にぜひ見せてあげたいと思う
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by charinmaru | 2012-07-26 10:59

就寝前のひととき

幼くして母になったりんだけど、とても情愛深い子育て上手なお母さん
最近はチャチャ、りきと共に玄関のタイルで寝ているが、朝目覚ましアラームの音が鳴ると寝室のふすまをガリガリして「開けて~。おっぱいをあげる時間なの~」とやってくる
「おはよう、りんちゃん。はい、どうぞ」とふすまを開けて迎え入れると、ダンボールハウスで寝ている子供のもとへ直行し、授乳
朝食を食べた後、夕方私が帰宅しておやつをあげた後、夕食後、そして就寝前
測ったようにきちんと子供達のもとへ向かう
仕事に出かける時は寝室のふすまを少し開けておくので、おそらくお昼のあいだにも授乳させているんだろうなと思う
仕事から帰った時に子供達が空腹で鳴いているという事が全くないので、おそらくそうだと思う

明日で出産後まる4週間
本当にきめ細やかに子供達の世話をするので、私達の出番はほとんど無い
せめて栄養分を全部子供にとられてやせ細ったりしないよう、りんの食事作りに精を出している

リビングにみんなといる時は、こんな風にチャチャに甘えたりも・・・
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りんちゃん、毎日お疲れ様
お姉ちゃんが黙ってもたれかからせてくれて嬉しいね

3,4日前子供達の歯茎から犬歯が覗いているのを発見したと思ったら、今朝は前歯もちゃんと生えそろっていた
子供の成長は本当に早い
昨日あたりからりんのおっぱいに傷が目立ってきた
歯が当たって痛いのを我慢しているようだ
そろそろ離乳の時期が来ている
ようやくお手伝いできる時がやってきたかな?

就寝前、授乳のあとでしばし寝室の中を自由に歩き回らせる
膝によじ登ってきたり、抱き上げると鼻をかじったり・・・もうかなりしっかり歩けるように・・・

長男で末っ子の逗子王 やっぱり男の子らしい顔つき
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長女安寿 一番よく動き回るキュートな女の子
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二女こずえ ふんわりとした雰囲気のとても女の子らしい可愛らしさ
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四女みどり きりりとした顔立ち そろそろ眠くなってきたよう
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H父の腕枕で寝てしまったこずえ
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H父の足の指で遊んでいる逗子王 このまま寝てしまった
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眠りについた子供達をそっと抱き上げてダンボールハウスに寝かせ、ようやく消灯
みんないい夢を見てね
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by charinmaru | 2012-07-20 00:50

ぼくちんワールド

7月15日りきの追加ワクチン接種の為病院へ・・・
車酔いのひどいりんと、猛暑日のお出かけを避けたいチャチャはお留守番
後部座席に私と一緒に座って行ったせいか、りきはこの日吐かずに往復出来た

車でお出かけ=楽しいことがある、というイメージインプットのため、帰りは稲荷山へ寄り道することにした

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          「お山は涼しいね♪」

お留守番の子達が気になるのでこの日は上までは登らず、神社裏手の木立の中をぶらぶら歩く

          「ここ入りたいな~」
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          「ぼくちん、そこは入れないんだって」
          「じゃあぼくここにいるよ」
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田んぼの何がそんなに気になるのか、ここから離れようとしないりき
しばらくつきあったあとで置いて行くふりをして歩き出したところ、渋々という感じでとぼとぼついてきた

涼しい木立を出たら、今度は日陰から出る直前の場所で座り込み、置き物と化してしまった

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何もこんな階段の途中で座りこまなくても・・・・
たくさんの人が笑いながら頭を撫でてくれたり、一緒にカメラに収まったり、またしばしここで時間を食う

車に乗り込む前に茶店でアイスクリームをご相伴
ここは以前に白太郎君一家とご一緒した時にコーヒーを飲んで休憩したところ
茶店のお姉さんはちゃんと覚えていらっしゃって、りき、白ちゃんと間違われる(笑)

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帰宅してから子供達の世話を・・・

          「あ、おとーちゃんだ~」 わらわらわら・・・
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毛づくろいをしてあげるつもりだったのか、子供達の背中をはむはむして「ん~ん~」と子供にガウられる
見ていて何かしら笑えるぼくちん

先々週雨降りの日曜日のこと
けっこう雨脚が強かったのでチャチャは庭先で用を足して散歩拒否
りんも子供から離れたがらずシートで用足しをしたので、りきだけ連れて出かけた
家から数十メートル歩いたあたりでいきなりバケツをひっくり返したようなどしゃ降りになった
傘をさしていても膝から下はパンツの色が変わるほどの水ハネ
隣のりきは仁王立ちでうつむいたまま固まっている
後頭部が雨の勢いでどこぞのオジサンのような九一分けになり、目は開けていられない様子
・・・ああ、この子これで雨の日の散歩嫌いになってしまうなあ・・・
と思った時、りきがいきなりブルブルっと雨を振り払ったかと思うと、トコトコと何でもなかったように歩き出した
家に帰るのかと思いきや、ここいらで一番広い公園に向かって行き、いそいそと中に入って行く
公園の中には泥水の川が何本か出来ていて、それが傾斜のせいで一本にまとまり、側溝に吸い込まれている
りきは側溝の横に突っ立って水の流れをじーっと見て動かない
私はもう足元は泥だらけで、りきのブルブルで上半身もずぶ濡れ状態
こうなりゃもうとことん付き合うかと開き直って見ていると、なるほど水の流れっておもしろい
「ぼくちん、お水すごいね~」とりきの背の高さにかがみ込んで一緒に見てたら、にま~っと本当に嬉しそう
帰り道で今度は階段の上から滝のように流れ落ちる水を、時おり首をかしげながら長いこと観察していた

りきが興味を持つものや事柄はチャチャ、りんとはちょっと別次元のような感じがあって、それに一緒に乗ってしまうとなんだか楽しいしおもしろい

私はりきのこの独特の感性を「ぼくちんワールド」と呼んで、いつどこでその世界に連れてくれるのか、毎日わくわくしながら待っている
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by charinmaru | 2012-07-17 16:35

歩き出した子供達

我が家のbaby,s全員目がぱっちりと開き、よちよち歩きを始めた
よっこらしょ、と立ち上がって2,3歩進むとストンと腰を落とし、ハイハイしてはまた立ち上がる
もうダンボールハウスでは飽き足らず、目が合うとここから出してとキャンキャン大合唱
兄弟でじゃれあうようなしぐさも見せるようになってきた

夜の授乳が終わったあと、しばし自由に動き回らせて(と言っても5分もすれば寝てしまう)
やっと一日が終了
就寝前のこの時間で仕事の疲れも吹っ飛んでしまう
とにかく・・・可愛い!

一番最初に歩き出した長女の安寿。スーパーお転婆娘
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おっとり娘の二女こずえ。チェストの下にもぐり込むのがお気に入り
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最初に目が開いた四女みどり。一番の器量良し
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我が道を行く、独立独歩という感じの長男坊逗子王
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あと10日もすればそろそろ乳歯も生えてくるそうで、離乳食の準備もしなければならない
と、ここで困った事がひとつ・・・
水曜日に病院で腎臓結石の検査を受けてきた
ひとつは私の予想通り体外へ出ていたものの、もうひとつがなんと育っている!?
現在7ミリほどに大きくなった石が、腎臓にでーんと鎮座していた
入院してレーザーによる粉砕治療が必要と言われてしまった
今の段階ではすぐに動き出すことは無さそうなので、baby,sの世話が一段落する時期を見計らって入院することにしたけれど、どうかそれまで石がおとなしくじっとしていてくれますように・・・

最近子育てにも慣れて余裕が出てきたりん
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授乳と排泄の世話以外の時間は、こうしてチャチャやりきと一緒にいることが多くなってきた
出産当初はチャチャ、りきから子供を隠すようにして、近づくと威嚇していたけれど、今は彼らがダンボールハウスを覗いても何も言わない
ただ活発に動き始めた子供達が、彼らのそばに寄って行くのはまだ不安なよう
「見てもいいけど触るのはダメだからね」という感じ
自分自身はチャチャ、りきとガウガウふざけあって遊んでいるのに、子供はまた別のよう

「りきちゃんパパなのにねぇ・・・」
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「ぼく、きのう内緒で赤ちゃんのおちり舐めたよ」
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「ま、もう少し経ったら私達も育児参加する時がくるかもよ」
「ぼく、いっぱい遊んであげる」
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おふたりさん、その時はよろしくね!
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by charinmaru | 2012-07-13 15:18

りんママ復活

今朝6時頃りんが寝室に入ってくる気配で目が覚めた
季節がら夜が寝苦しくなってきて、わんこ達は全員が玄関のひんやりしたタイルの上で寝ている
baby,sは寝室の縁側に作ったハウスの中
ふすまを少し開けてあるので、baby達が空腹で泣きだすとりんが寝室に入って来る
誕生以来ハウスの中に入り授乳していたりんが、天翔を失くしてからはハウスに入らなくなっていた
入り口から中を見まわして、前足で敷き物をかき分けて天翔を探す
やっぱり居ない・・・ぴーぴーと鼻を鳴らして私とH君の真ん中にうずくまってしまう
baby,sを連れてきて胸元に置くと、授乳させながらちゃんと体を舐めて排泄の世話もしている
でも、ハウスには入ろうとはしなかった

ところが今朝、ここ数日の習慣でbaby,sをハウスから出そうと起きだしたら・・・
りんがハウスの中で授乳している!

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りん・・・天翔がもう戻らないってこと、受け入れられたんだね

りんは私達が天翔をどこかに連れ去ったと思っているんじゃないだろうか・・・そんな事を私は思っていた
りんとの心の絆が危うくなってしまったら・・・と恐れてもいた
りんを迎えてまだ半年しか経っていないのだから・・・

だけど、りんはちゃんと解ってくれた
悲しんで、苦しんで、事実をきちんと受け止めてくれた

強いなあ、りん
お母さんもりんに負けていられない!
もうメソメソしないで一緒に子育てするからね

ごめんね、りん
ありがとうね、りん

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     H父作のダンボールハウス
     (シングル布団一枚分の広さになっています)

最初に居間の隅に用意したケージの産室はまだ出番がなくて、baby,sの動きが活発になってきた時に活躍してもらう予定(笑)

baby,sはもう全員が1キロを超えて、よろよろながらも歩き出す気配を見せている
目が開いたけれど視力はまだそんなに出ていないらしい
時折焦点が合って私達の顔をとらえると、小さなしっぽをぱたぱたと振ってくれる

baby,sご紹介
名前はいずれ新しい家族が素敵なのを付けて下さると思って、ニックネームで呼ぶことに・・
長女と長男が「安寿と逗子王」、二女と四女が「こずえ、みどり」(お笑い系の容貌ってわけではありません)

まず、安寿
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こずえ
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みどり
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逗子王
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それぞれもう性格というか、性分というか、みんな違った個性があって、何時間見てても飽きることがない

てんちゃんの分までうーんと大きくなって、うーんと幸せになあれ!

こちら、こんなにデカくなって、パパになったというのに、まだ父におとなしく抱っこされているぼくちん
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「おおきな赤ちゃんだこと ぎゃははー」
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by charinmaru | 2012-07-09 18:37

天翔との12日間

一週間余りブログを放置してしまいました
その間にもご訪問下さった皆様、ありがとうございました

また、労わりのコメントを下さった、8988さま、サコリンさま、近江さま、monakaさま、shiroさま、jyajyaさま、大変ご心配をおかけしました
そしてありがとうございました

結石はひとつが無事体外へ出てくれました
あとひとつ腎臓にあるのが確認されていたのですが、投薬のおかげで小さくなったようで、激痛はもう無くなっています
強い痛み止めも必要ないので、麻酔の醒めかけのような危ない状態からも解放されました
来週CT検査を受ける予定ですが、その頃には残りのひとつも排出されているのでは、と思っています

今日は5匹産まれたりんの子供のうちの一匹、三女の天翔(てんしょう)のお話をしたいと思います

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三番目に誕生したこの子は産声を上げませんでした

出産の前日、りんは主治医先生の病院ではなく、自宅からも歩いて行ける近さの病院でレントゲン撮影をしています
何か異変が起こって帝王切開が必要になった時、車で40分近くかかる病院では取り返しがつかない事態に陥るかもしれません
近くの病院へ一度診察を受けに行き、もしもの場合の事をお願いしてくる・・・主治医先生の指示でした
どこの病院かを知らせておいて、いざという時には先生同士で今までのデータ等をやりとりしてもらって対処して頂くという方法です
近くの病院では快く承諾して下さり、正確な胎児の数を把握するためにレントゲンを撮る事になりました
この時に判明したのが「一匹だけ障害のある子が産まれてくるか、もしくは死産という事になるかもしれない」という事でした
画像を一緒に見ましたが、胎児が重なり合った複雑な画像は私達にはよく解りませんでした

この時に死産を危惧された子がこの三女でした
五体はちゃんと揃っていましたが、両足首が外側に曲がっていました
りんは瞬時にこの子が動いていないことを見抜き、羊膜を破りかけて途中で止めてしまいました
H君が手で羊膜を破っている間に私はハサミやタコ糸を準備し、乾いたタオルを取りに走りました
急いで戻ると口や鼻に詰まった羊水を吸いだしたH君が、両手のひらで三女をこすっています
どうやらりんの口元にへその緒を持って行き咬み切らせたようでした
タオルで拭いたあとさらに体をこすり、H君が逆さにして振るようにした時に、三女はようやくか細い声を上げました
りんは驚き弾かれたように三女の体を舐め始めました

自然界で産まれていたならば、おそらくこの子は産声を上げる事はなかったでしょう
動物は産まれてすぐに自分の力で母親のお乳に吸いつく者しか育てようとしません
人間のように医療を尽くして蘇生させる事はないので、だからこその多産だといえます
自力でお乳を飲める者が生きる権利を与えられ、その力のない者は自然淘汰される・・・
三女は自分がそういう風に自然淘汰される事に、精いっぱい抗おうとしたかのようでした

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          スポイトでH父に粉ミルクを飲ませてもらう三女

私達は三女を天翔と名づけました
子供が産まれたなら手元に一匹だけ残そうと思っていたので、予め名前は決めてありました
天から授かった子だから、天を翔けてきてくれた子だから、性別はどちらでも「天翔」
母親の鈴嶺(りんね)と天翔で「輪廻転生」となり、何度生まれ変わってもまた私達の元へ来て欲しいという願いを込めて付けた名前でした

全員が無事産まれて初乳を飲んで落ち着いたあと、H君は天翔を連れ病院へ走りました
小さすぎて詳しい検査などは出来ませんが、足の状態を診てもらいたかったのです
結果、天翔にはかかとの骨が欠損しているようだという事が解りました
これでは立つ事は出来ず、体が十分大きくなった頃に外科手術で足にプレートを埋め込むか、断脚して義足を付けるか、とにかく今の段階では何もしてやれません
母乳を飲むにも這う力が弱くて、兄弟たちにはじき出されてしまうだろうから、みんなが飲み終わって眠ったあとに、ひとりゆっくり飲ませてあげるというような配慮がいるとの事でした

数日観察しているうちに、天翔のお乳の飲み方がすこしおかしいと気付きました
乳首を口に含んではいるものの、他の子のように前足で押すようなしぐさや首ごとグイグイ引っ張るようなしぐさがほとんど無く、体の大きさもどんどん差がついてきます
レントゲンを撮影した近くの病院へ連れて行き、なぜ体の異常が解ったのかたずねてみました
担当のI先生は、まず天翔が仮死状態から蘇生した事を大変驚かれました
外的に異常がある子はほとんどが内臓にも何らかの問題があり、大概の場合死産となるそうなのです
I先生がおっしゃるには、画像の天翔の骨は他の子に比べてとても薄く写っていたとのこと
骨に何らかの障害があるのはあきらかだったようです
「大変きびしい話になりますが・・」とI先生は切りだされました
おそらくこの子はもう育たないでしょう
数日の命だと思うがその間せいいっぱい可愛がってあげてください

天翔はお乳をのみ込む事は出来るけれど、吸う力があまりにも弱いのでした
その日からスポイトでの授乳が始まりました
一滴づつ口に含ませるたびに懸命に前足で空を押し、時にはむせながら必死でミルクを飲む天翔
夫婦で交代しながら一回にほんの10cc位づつ、日に6回ほど飲ませました
先日ブログに子供達をアップした頃、天翔の体重は100グラムほど増えていたのです
200グラムで産まれて五日でようやく100グラム
兄弟たちはその頃もう600グラムに近くなっていました
私達にはひとつの希望がありました
3週間持ちこたえられたら、ゆっくりした成長にはなるだろうけど育っていく可能性もある・・・I先生の言葉でした
頑張れ天翔!負けるな天翔!
歩けないなら膝が擦りむけないようプロテクターを作ってあげる
ブログで皆さんに知恵をお借りして、大きくなった頃には車椅子も作ってあげるから・・・

けれど、日を追うごとに天翔の足は湾曲していき、手も内側に曲がり始めました
両腕で胸を抱き、足はあぐらをかいて座っている時のような状態です
首もぐらぐらと頼りなく、首がすわる前の人間の赤ちゃんのようでした
ミルクを飲みこむ力も次第に弱くなり、せっかく300グラムあった体重が260グラムまで落ちていきました

7月4日、体温が低い天翔をH君は自分の体にくっつけて暖めていましたが、天翔はその温もりの中で午後11時ごろ息を引き取りました
この世に産まれ落ちてわずか12日間の生涯でした

最初に天翔が死産だと思ったりんは、その後蘇生した天翔をそれはそれは可愛がり慈しみました
私達がミルクを飲ませている間は「ピーピー」と心配して鼻を鳴らし、飲み終えると体中を舐めて排泄の世話をします
兄弟達が大きくなってくると圧迫されないか心配したのでしょう
天翔を咥えてうろうろと安全な場所を探したりもしました
そんなりんですから天翔が冷たくなっても必死で体を舐めて離そうとはしませんでした
翌日、荼毘にふすために天翔をりんから取り上げる時は、本当に断腸の思いでした

手のひらに収まる小鳥のような天翔の遺骨は、小さくて、小さくて・・・
顎の骨に、もうすぐ生えてくるはずだった妻楊枝の先ほどの歯がちゃんと付いていました

どうしてこんなに涙が出るのだろう
たった12日間しか一緒に過ごしていないのに、どうしてこんなに悲しいのだろう・・・

天翔という名は足が不自由なこの子にとってあまりにも皮肉な名だと思っていました
でも、今はこの子だからこそこの名で良かったと思うのです

てんちゃん、お空にはパパによく似た強ーいおじさんと、ママによく似た優しいおばさんがいるよ
まっすぐ胸に飛び込んで行きなさい
きっとてんちゃんの事可愛がって大切にしてくれる

てんちゃん、天に向かって翔けて行きなさい

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とても長い文章になってしまいました
天翔の事を書いて一区切りをつけないと、自分の心が折れそうだったのです
りんは今精神的にとても不安定で、どこを探しても天翔がいないので、育児が上の空になっています
私達が一緒に寝ころんで、そこに子供達を連れてきて授乳させています
幸い子供達はみんな順調に育ち、まもなく目が開きそうなところまできています
近いうちに成長ぶりをお目にかけたいと思っています

長い記事を読んでいただいてありがとうございました
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by charinmaru | 2012-07-06 17:38

秋田犬&ゴールデンレトリバーと暮らす四季折々


by charinmaru